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勉強中の本
- 池田謙一: ネットワーキング・コミュニティ
90年代後半の時点で,インターネットや電子的なコミュニティに対して研究者たちはどのようなアプローチをとっていたのか。ウェブイヤーといわれる変化に惑わされず,時間の経緯にも古びない普遍的な真理を見つけ出すことができたのか。パソコン通信からインターネットへの変化期における研究成果に興味を持った。 - 佐藤卓己: 現代メディア史
誰もがメディア史を学ぶ際の教科書として推薦する定番。 - 佐藤卓己(編): 戦後世論のメディア社会学
帯のキャッチに「あいまいな日本の「世論」に挑むメディア論!」とある。世論と輿論をいったん分けて,その上で「世論を輿論化」する展望を探った学際研究。巻末の文献解題が詳しく,読書ガイドにもなる。 - 青田恵一: 書店ルネッサンス
サブタイトルが「進化・視察・未来・出版営業・電子ペーパー」とある。
カリスマ書店人の一人だった青田さんが,書店を中心に出版界の将来について提言。新しい技術である「電子ペーパー」「eブック」にも積極的に取り組んでいて,その姿勢には情熱を感じます。
見解が一致しない点もありますが,eブックへの期待が大きいことも伝わってきます。 - 奥井智之: 社会学
東京大学出版会
「社会学」入門向け概論。身近な話題から社会学的とらえ方を立ち上げていくのは,この分野の研究と教育に練達した人なのでしょう。まえがきに社会学は大学の人気カリキュラムとある。「へー今はそうなの。つぶしのきかない学問って言われてたのに」とは嫁さんのセリフ。「サッカーやロックやカフェや茶髪や携帯電話は,立派な社会学の題材」とある,その時代性が人気なのかもしれない。 - キャス・サスティーン: インターネットは民主主義の敵か
毎日新聞社刊
話題になっていたのかもしれないが,書店で手にして買うことにした。ジャーナリズム研究からインターネットを考えるヒントにならないかなと思う。 - レベッカ・ブラッド: ウェブログ・ハンドブック
単なるマニュアル本ではなく,ウェブログの歴史から社会科学的な考察も交えている。でもこの装幀,とくにまえがきとあとがきのチカチカしたインクは何とかならなかったのでしょうか。 - ホグベン: 洞窟絵画から連載漫画へ-人間コミュニケーションの万華鏡
岩波文庫でしばらく品切れになっていたが,最近復刊されていたので購入。原著は1949年に出版されている。つまりテレビ時代以前に書かれているのだ。 - 津金澤聰廣(編): 戦後日本のメディア・イベント
吉見俊哉「メディア・イベントとしての「ご成婚」」と竹山昭子「民放設立期におけるNHKのイベント」を読むことが目的。でも少々高いけど重要な本なので購入。メディアと社会のかかわりを研究する重要な手法なのだとわかってきたところ。 - 青弓社編集部(編): 情報は誰のものか?
デジタルメディアの普及とネットワーク環境の整備は公私の境界を消し去り,著作権の容易な侵害とともに,「自由文化」を想像する可能性をも生み出した。公有/共有/私有の枠組みを超えて消費される情報のコントロールモデルと,それに適した著作権の行使を提唱する。(カバーコピーから)
そうそうたる書き手,論客,研究者に混じってぼくの名前が。。。「第6章デジタル化と出版文化」を分担執筆してます。6章はともかく,他の章は読み応えがあります。
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